3ロシ1フレブル2バカカイヌシ

3頭のロシアンブルー、1頭のフレンチブルドッグとバカカイヌシの日常。

こぶちゃんの手作り生食 カルシウム編

※この記事は、バカカイヌシ2が実践している方法であって、正しいものではないかもしれません。また個々のワンちゃんによって合う、合わないがあると思います。あくまでご参考程度にお読みください。

 

 

  

こぶちゃんの手作り食にあたって、一番悩んだのがカルシウムです。

 

イヌの必須栄養素として、カルシウムは人の14倍必要ともいわれています。

  「Wholly vet」の計算結果によると、こぶちゃんは1日当たりおよそ1300㎎程度のカルシウムが必要です。

 


 

 「食品成分表」を眺めて、カルシウム値の高そうな食品をピックアップしました。

 

ゴートミルク:120㎎/100g

ヨーグルト:110mg/100g

丸干しイワシ:1400mg/100g

 

ゴートミルクを毎日1000mlも飲ませなければ!

丸干しイワシを毎日100gも食べさせなければ!

 …なんて、とても無理です。

 

卵の殻をパウダー状にしてフードに混ぜる方法も推奨されていて、一時頑張ってみましたが、とっても大変でした。殻を確保するための卵の消費も間に合わない。

 

サプリメントという手もありますが、せっかくの手作り食の意味がないと思ってしまう。

 

バカカイヌシは、基本的にサプリには懐疑的です。実際には効果がなかった、というものもありますし、できるだけ食品から摂取したほうがいいと思っています。

人では脂溶性ビタミンCサプリの過剰摂取などが問題になったこともありますが、食事由来では、過剰な微量栄養素はほとんど排泄されますので問題ないと考えています。

 

食品から必要なカルシウムを摂取するのがこんなに難しいのは、巷間言われる「ペットに骨を与えてはダメ」ということ自体がおかしいのでは?という気がして再度調べました。

 

鶏の骨がダメ、という話はよく聞きます。

特に火を通した骨が砕けると、折れた部分が鋭利になって内臓を傷つけると。

でも人に食事を与えられる前は、どうやってカルシウムを摂取していたのだろう?

 

以前にゃんたちの時に調べた際、生であれば鶏の骨も大丈夫だということを覚えていました。

鶏屋さんが生骨とむね肉をミンチにして販売していたのを購入したこともありました。

そもそも鶏の生骨を食べて内臓に穴が開いてしまうのであれば、きっと進化の過程で犬も猫も存在しなかったのでは?

 

一説には、ペットフードを普及させるために、メーカーが骨を危険視したとかいう話もありますが、真偽のほどは定かではありません。

 

とにかく、バカカイヌシ2は、こぶちゃんに鶏の生骨を与えることにしました。

 

手作り食初めのころは「カルシウム、カルシウム」と心配になりほぼ毎日手羽数本を与え、石膏のようなウンチとなってしまいました。

石膏ウンチの場合は生骨の与えすぎ、便秘状態になってしまいかわいそうなことをしてしまいました。

 

最近では1週間に6本程度、むね肉などと一緒に与えています。

この程度なら石膏ウンチにならないので、そこそこ吸収できているのかな、と思っています。

 

生骨の骨髄にはコラーゲン、微量栄養素などが豊富に含まれています。そのうえ、骨をパリパリ噛むため歯磨き効果もあるといわれています。

また、多少固いうんちになるので、肛門腺の分泌物が排便の際に一緒に出やすくなるらしいです。おかげでこぶちゃんは、今のところ肛門絞りをしたことがありません。

 

肝心の必要量ですが、上記「Wholly vet」 の計算結果によると、こぶちゃんの場合、骨の推奨摂取量は一日当たり12.7g。1週間で約90g必要です。

 

手羽の廃棄率を30%、鶏手羽元1本当たり50gとして1本あたりの骨の量は15g。

1週間で6本の鶏手羽元で、カルシウム90g!クリアです!

ウンチの硬さを見て、もう少し手羽元を増やしてもいかもしれません。

 

おやつとして、人が食べた後のラムチョップとかスペアリブの骨は、水につけて塩を抜いてから与えています。

 

加熱すると骨髄にある栄養素は変性していますので、あくまでカルシウムのおやつです。

 

 

余談ですが、犬と骨について調べていた際、面白いサイトを発見しました。

  

 

ドーベルマンを飼っていらっしゃる方が骨を与えた後のウンチをトイレに流したら、詰まってしまった、というお話でした。

便器に詰まってしまった場合は熱湯で徐々に溶かすのがいいとか。

 

大型犬のカルシウムの多い便は、トイレに流さないほうがいいようですね。

 

 

  

 

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